今の日本の住宅環境では昔ながらの日本家屋で縁側と言う考え方もほとんどないと思います。しかしながら、私の実家は築40年で正しく昔ながらの日本建築であり縁側も今でもきれいに残っています。縁側から外をながめてみると、大きな庭に植栽が並び、自分が子供の頃はこれに趣を感じることなど一切ありませんでしたが、40歳を過ぎてこの景色を眺めていると心が非常に落ち着きます。さらに真冬であってもこの縁側でひなたぼっこをすることで非常に気持ちよくお昼寝をすることもできる位の陽気です。真夏であっても窓を開けていれば非常に風通しが良く真夏でもお昼寝ができる素晴らしい環境です。
子供たちもこの縁側でごろごろしながら本を読んだり場合によっては小さな子供たちとシャボン玉で遊んだりすることが大好きです。さらには真夏になればビニールプールを縁側のあたりに並べることで気持ちよく遊ぶこともできます。
今更ながら日本家屋の理に適った考え方に感服している次第です。